寝ていて急に起きた首から背中にかけての痛み
症状
妊娠24週。
2日前の夜に左を下にして寝ていたところ、急に背中がピキっとした。
顔を右に向けると右の背中に痛みが走る。運転していても痛い。
もともと生理不順、むくみ、冷え、肩こり腰痛などで鍼灸施術は受けることに慣れており、今回は引越をしたためインターネットで探してご連絡。
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来院者
女性
30 代
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期間
2017年9月 ~ 2017年11月
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頻度
月3回程度
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通院回数
5回
施術と経過
思い当たる原因をうかがうと、引越しの関係で運転をするようになったことを挙げられた。慣れなくて緊張するのに加えて運転時間も長く辛いということだった。
症状が出た翌日、ご家族に首から背中にかけて揉んでもらった。
顔の向き以外での動作を確認したところ、前屈と、膝を曲げて手を伸ばして物を取る時にも痛む、掃除機や中腰が辛いとわかった。
運転中は緊張して力が入り続けていること、肩や仙腸関節の硬さなどから肘にあるツボに鍼をしたところ響くような痛みが減った。背中の緊張や痛みが強い場所と連動する
すねのツボに鍼をしたところ前屈や中腰での動作での痛みも大きく減って、動きやすくなった。
じっとしているとまだ少し背中の下の方が気になるという事だったので関係する膝の近くのツボに施術をして終了した。
2診~5診 初診からしばらくは痛みが無くなったが、肩こりと夜寝る前になると背中の痛みが気になるようになってきた。気になる部分に関係する膝周りのツボに鍼をして
軽減し、肩こりや身体全体の疲れに対して施術をした。
使用したツボ
まとめ
一か月前からの大きな生活の変化が運転だったことと、ご本人も運転が辛いことを特に強調されていた。
そのため運転時の姿勢や負担がかかる部分、緊張して力が入り続けているところを考えることができ大きな変化につながったと考えられる。