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症例を投稿した鍼灸院:フルミチ鍼灸院

使い過ぎによる両手首の痛み

使い過ぎによる両手首の痛み

症状

この方は工場勤務をされており1日に何万部も紙製品をチェックされる仕事をしている。
仕事に支障が出てきたのでHPを見られてご来院された。
一時は腫れて動かせられない時もあったが今では動かせられないことはないけれど基本的に痛く気になる。

この手首の痛みに関しては手を手の甲側に倒したり、手の平側に倒した際に痛みが生じた。
左手首は親指側と小指側、右手首は親指側のみが痛む。
親指側に関してはいずれも痛む範囲は指まではかかっていない。

  • 来院者

    女性

    40 代

  • 期間

    2018年10月 ~ 2018年10月

  • 頻度

    週1回程度

  • 通院回数

    3回

施術と経過

手首を動かした際に痛みが生じるのでその動きを滑らかにすることを目的に施術を行う。

初回
左肩甲骨のツボ2ヶ所に鍼、右肩甲骨のツボ1ヶ所に鍼。
それぞれ鍼をしている時に手首を動かしてもらった。
スムーズに動かせられるようになり、痛みも気にならなくなった。

2回目
1週間空けてご来院された。
数日したらまた痛いのが戻ってきてしまった。
しかし、基本的にずっと痛かったのに楽な時があったことは進捗として共有をした。
初回と同様のアプローチを行う。
同じように動きのスムーズさが出てきて痛みも気にならなくなった。

3回目
1週間空けてのご来院。
お聞きすると右の手首は動かしても気になるところはなくなり、左手首も親指側は動かしても気にならず、小指側が気になるだけとなった。
実はこの時点でも違いは大きく出ているのである。
左肩甲骨のツボに鍼をして手首を動かしてもらうと手首の痛みは気にならなくなった。

その後
いくつか別の症状もあるので翌週来ていただき手首の状態をお聞きしたところ「仕事量は増えているのに手首に関しては至って順調でした~!」とのこと。
結果的に3回で使い過ぎによる手首の痛みからは無事卒業という運びとなった。

使用したツボ

ツボのアイコンからツボの詳細が見られます

まとめ

使い過ぎによる手首の痛みという症状は比較的多いものであると思う。
これは当院の行っている鍼の施術では改善例も多い。
適切な部位に鍼を行なえば自ずと違いは出てくる。

大切なのは「痛みが有る、無い」ではなく「動きがスムーズであるか否か」という部分である。
この原理原則に則ればこの方のように変わってくると言えよう。

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