NEW目の周りと側頭部に週2~3回起こる1日中続く頭痛
症状
30代女性。10年前から定期的に頭痛を感じており、当初は飲酒が原因と考えていた。1年前に胃腸の疾患により飲酒を中止したが頭痛は改善せず、飲酒以外の原因があると認識するに至った。症状は目の周りや側頭部に現れ、週に2、3回の頻度で発生し、一度発症すると1日中持続する。日常的に鎮痛剤を服用しており、仕事への集中力低下も見られた。首肩の慢性的なコリに加え、眼精疲労と歯ぎしりも慢性的に認められた。初診時の触診では、首の後屈時に痛みがあり、側屈時の可動域制限と顎の緊張が確認された。
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来院者
女性
30 代
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期間
2026年1月 ~ 2026年3月
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頻度
週1回程度
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通院回数
6回
施術と経過
初回施術では、首の動きと症状に対応して背中のツボを使用し、顎の緊張に対しては手のツボを用いた。施術直後、首の可動域が改善し痛みは消失、顎の緊張も緩和された。症例者からは顎周りがスッキリし、顔が小さくなった感覚があるとの報告を得た。2回目以降は、首の動きと反応を確認しながら施術を継続し、顎の緊張状態も毎回評価した。施術を重ねるごとに眼精疲労の自覚が減少し、頭痛の発生頻度も低下していった。顎の緊張が軽減するにつれて、顔のむくみも改善が見られた。6回の施術で症状は大幅に改善し、施術期間中に症状の再燃や新たな症状の出現は認められなかった。
使用したツボ
まとめ
10年来の慢性頭痛に対し、首の可動域制限と顎の緊張に着目した施術を行った。背中と手のツボを用いた施術により、首の動きが改善し、顎の緊張が緩和された。これに伴い、眼精疲労と頭痛の頻度が減少し、顔のむくみも改善された。慢性的な鎮痛剤の使用から脱却でき、仕事への集中力も回復した。本症例では、頭痛の原因として筋骨格系の問題と顎の緊張が関与していたことが示唆され、これらに対する適切な施術が症状改善に有効であった。6回の施術で良好な結果が得られ、症状の再燃もなく経過は良好である。



















