NEW歩行時と深くしゃがむと痛む右股関節痛の1症例
症状
70代女性が右股関節から大腿部にかけての痛みを主訴に来院した。
深くしゃがむ動作や歩行時に痛みが増強し、仕事のパフォーマンスにも影響が出ていた。
初診時のVASは5であった。医療機関での診断や治療は受けていなかった。
初診時の触診では、仰臥位で右股関節を屈曲させた際や外転させた際に可動域制限が認められた。
また、立位で右側に荷重をかけると臀部に痛みが生じることが確認された。
股関節の痛みに伴い、大腿部にも痛みが広がる状態であった。
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来院者
女性
70 代
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期間
2026年2月 ~ 2026年3月
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頻度
週1回程度
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通院回数
4回
施術と経過
初回施術では、腰部と臀部のツボに施術を行った。
施術後、右股関節の可動域が拡大し、歩行がスムーズになった。
2回目以降も同様に右股関節の可動域拡大と痛みの緩和を目的とした施術を継続した。
2回目の施術後には歩行時の苦痛が軽減し、3回目の施術後には仕事中も問題なく動けるようになった。
4回目はメンテナンスとして施術を行い、施術を重ねるごとに生活の質が向上していった。
施術期間中、症状の再燃や新たな症状の出現は認められなかった。計4回の施術でVASは0となり、症状は大幅に改善した。
使用したツボ
症状スコア
まとめ
右股関節から大腿部にかけての痛みと可動域制限を呈した症例に対し、腰部と臀部のツボへの施術を行った。
初回施術から可動域の改善が見られ、継続的な施術により歩行時の痛みが軽減し、仕事への支障もなくなった。
4回の施術でVASは5から0へと改善し、症状は消失した。股関節周囲の筋緊張を緩和し、可動域を拡大させるアプローチが有効であった。
施術期間中に症状の再燃はなく、良好な経過をたどった。本症例は、股関節痛に対する施術の有効性を示すものである。
担当スタッフ
杉山英照













