NEW5年以上続く左頚部から肩甲間部の痛みと突っ張り感
症状
30代女性が5年以上前から続く慢性的な左頚部の痛みを訴えて来院した。
痛みは左頚部から肩甲間部にかけての突っ張り感を伴い、仕事中は常に痛みがあり、特に業務量が増える時期には症状が顕著に強くなる傾向があった。
緊張時やストレス下で悪化し、就寝時にも痛みが生じることがあった。また、頚部症状に伴い胃腸症状として下痢が続き、腹部の膨満感も認められた。
精神科に通院しており、自律神経の問題の疑いと診断されていた。
仕事量の増加がストレスとなり症状を強めるという悪循環に陥っていた。
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来院者
女性
30 代
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期間
2025年9月 ~ 2025年10月
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頻度
週2~3回
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通院回数
10回
施術と経過
初診時の触診では頚部回旋時の痛みが顕著で可動域制限を認め、それに伴い肩甲間部の痛みも出現していた。
腹部には圧痛と嫌悪感が確認された。
初回は手、背中、臀部、下肢のツボに鍼をした。施術後は頚部の可動域が向上し痛みも軽減したが、2日後の2回目来院時には症状が少し戻っていた。
2回目以降は呼吸の改善を目的として臀部と腕のツボへの施術を追加した。施術を重ねるごとに症状は徐々に改善し、10回程の経過時には気になる症状は消失していた。
7回目からは月1回の施術に切り替え、計10回の施術で終了となった。
使用したツボ
まとめ
5年以上続く慢性的な頚部痛と胃腸症状に対して、手、背中、臀部、下肢のツボへの施術を行った。
初回施術で可動域の改善と痛みの軽減が得られたが、2回目来院時には症状が一部戻っていたため、呼吸改善を目的とした臀部と腕のツボへの施術を追加した。施術を重ねることで症状は段階的に改善し、10回の施術で気になる症状は消失した。
ストレスや緊張による自律神経の乱れが関与していると考えられる症例において、頚部への直接的なアプローチに加えて呼吸機能の改善を図ることで、良好な結果が得られた。





















