「疲労骨折」と診断された足の裏・甲の痛み
症状
マラソン大会当日、走っているときに足の裏に違和感を感じる。完走後サッカー練習中、ボールを蹴ったときに足の甲に激痛が走る。帰宅時は自転車のペダルを漕ぐだけで足の甲・裏が痛い。
整形外科に行くと「第1中足骨疲労骨折」と診断。2週間の安静指導を受ける。
1日でも早く練習復帰したい思いから、ネットを見て発症翌日に来院。
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来院者
男性
17 歳
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期間
2017年11月 ~ 2017年11月
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頻度
週2~3回
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通院回数
4回
施術と経過
炎症の緩和に手のツボ、足の裏の硬くなったところを緩めるふくらはぎのツボに鍼をおこなう。
直後に足の裏が柔らかくなったこと、歩くときの痛みが軽減したことを確認して施術を終える。
2診目、痛みの頻度・度合い共に減っている。
5日後の3診目、日常生活に支障が出なくなりランニングを開始。
4診目、足の甲の局所痛が残りボールを蹴ると痛い。
残り疲労骨折の局所痛は、超音波に優位性があると考え友人の接骨院と連携。
1度の超音波で足の甲の痛みは改善。ボールも普通に蹴れている。
使用したツボ
まとめ
足の痛みによって起こる二次的な代償動作を防げたことが、すみやかな改善に繋がったと考える。今回のように、患者さんにとってより良い選択肢を提案できる存在でありたい。
担当スタッフ
紅露 啓太郎