NEW仰向けで寝られない右臀部から背部にかけての突っ張り感を伴う腰背部痛
症状
数週間前から仕事中に腰背部痛を感じるようになった40代男性である。右臀部を中心とした痛みがあり、それに伴い背部にかけて突っ張った感覚が強く現れていた。坐位では症状を感じないが、坐位で伸展位をとると突っ張り感が増強し、動作時に症状が誘発される状態であった。仰向けの姿勢をとることができず不眠傾向にあり、立位時には臀部の痛みが出現し、常に臀部の奥に痛みを感じている状態であった。医療機関での診断や治療は受けておらず、症状に関連する他の体調不良は認められなかった。
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来院者
男性
30 代
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期間
2025年11月 ~ 2025年11月
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頻度
1回通院
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通院回数
1回
施術と経過
初診時の触診では、臀部の緊張と胸腰椎移行部の緊張が確認された。胸椎の伸展時に痛みが誘発され、仰向けの姿勢では下肢への症状が出現していた。誘発動作に関連した胸背部のツボ(T11(1.5))に鍼をした。また、臀部の緊張に関連した腰部のツボ(L2(0.5))に施術すると大幅に痛みが軽減した。ほとんど痛みがなくなったが、最後に腰部のツボ(L4(1.5))を加えて作用を高めた。初回施術後、痛みがなくなったと喜んでいた。
使用したツボ
まとめ
本症例は、仕事中に発症した腰背部痛に対して、胸腰椎移行部と臀部の緊張に着目した施術を行った。誘発動作に関連する胸背部のツボ(T11(1.5))と、臀部の緊張に関連する腰部のツボ(L2(0.5))への施術により、初回で症状が大幅に改善した。特に腰部のツボ(L2(0.5))への施術が効果的であり、痛みがほぼ消失した。仰向けでの姿勢保持が困難であった不眠傾向も改善が期待される結果となった。
担当スタッフ
洲崎 和広














