ツボネット ホーム

症例の鍼灸院:鍼灸TAKA

NEW横になると悪化する喉の息苦しさとふわふわするめまい

   

NEW横になると悪化する喉の息苦しさとふわふわするめまい

医師による診断:パニック障害

症状

鍼灸の症例「横になると悪化する喉の息苦しさとふわふわするめまい」(有松駅)

症例者は回転性のめまいの後、文字を読むなど目を使うと後ろにふわっと倒れそうになるめまいを訴えていた。また、横になると喉の圧迫感と息苦しさが増悪するという症状も認められた。時折動悸もある。これらの症状により、仕事、運転、外食ができなくなり、日常生活に大きな支障をきたしていた。当院通院途中に医療機関ではパニック障害の疑いと診断されていた。症状に関連して首や肩の痛みも訴えており、初診時の触診では首と肩の緊張が強く認められた。なお、症例者は5年前にアルドステロン症の疑いと診断されており、また立てないほどの強い生理痛も抱えていた。

  • 来院者

    女性

    40 代

  • 期間

    2024年2月 ~ 2024年3月

  • 頻度

    週2~3回

  • 通院回数

    11回~15回

施術と経過

初診時、前腕、脚のツボに鍼をした。初回施術後、喉の圧迫感に変化が見られたが、翌日には症状が戻ってしまうとのことであった。そのため継続的な施術が必要と判断した。施術を重ねるごとに症状は徐々に改善し、動悸とめまいはなくなり、喉の圧迫感と息苦しさもほぼ消失した。施術期間中、上腕のツボで変化は起こせたが、手のツボを使うと効果が持続するようになった。症例者は腕の重だるさも訴えていた。完治までに継続的な施術を要した。

使用したツボ

ツボのアイコンからツボの詳細が見られます

ツボ名称下に表示されるスコアメーターについて

症状スコア

10
2

まとめ

回転性めまい後の浮動性めまいと喉の圧迫感、息苦しさを主訴とする症例に対し、手、前腕、脚のツボへの鍼施術を行った。初回施術で一時的な改善が見られたものの持続性に欠けたため、継続的な施術を実施した。施術を重ねる中で、手のツボを追加すると効果の持続性が高いことが判明し、施術方針を調整した。継続的な施術により、めまい、動悸、喉の圧迫感、息苦しさといった症状はほぼ消失し、日常生活への支障も大幅に改善された。パニック障害の疑いと診断されていた症例に対し、鍼施術が有効であったと考えられる。

症例の鍼灸院:鍼灸TAKA

症例の鍼灸院