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症例の鍼灸院:すのさき鍼灸整骨院

NEW腰と臀部の引っかかる痛みから脚の痛みへ

   

NEW腰と臀部の引っかかる痛みから脚の痛みへ

症状

鍼灸の症例「腰と臀部の引っかかる痛みから脚の痛みへ」(東室蘭駅)

7か月前から左腰部の痛みが出現し、4か月後には左臀部にも連動する痛みを感じるようになった。さらに2週間前には左脚外側にも痛みが出現し、症状の進行を懸念して来院となった。動作時に骨にストッパーがかかるような感覚があり、朝の運動時には体が伸びにくく、しなやかさが失われていた。医療機関での受診歴はなかった。

  • 来院者

    男性

    50 代

  • 期間

    2025年10月 ~ 2025年10月

  • 頻度

    1回通院

  • 通院回数

    1回

施術と経過

初診時、左大腿部外側の緊張と、座位での下肢伸展時の症状の再現を確認した。また、腰部・股関節ともに伸展制限が認められた。まず股関節の伸展改善を目的に足指のツボに鍼をしたところ、腰の可動性が向上した。その後、仙腸関節の緊張に対して背部のツボに鍼をし、体幹部の痛みが消失。最後に残存した大腿部の痛みに対して腰部のツボに鍼をしたところ、症状は消失した。

使用したツボ

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ツボ名称下に表示されるスコアメーターについて

まとめ

本症例は、腰部から始まり臀部、脚部へと進行した痛みに対して、足指、背部、腰部の各ツボへの段階的な鍼施術が有効であった。特に足指のツボへの施術により股関節の可動性が改善し、それに伴って腰の動きも良好となった点が特徴的である。動作時の引っかかりや痛みが消失し、症例者の満足度も高かった。症状の進行を早期に止められたことで、更なる悪化を防ぐことができた症例といえる。

担当スタッフ

洲崎 和広

症例の鍼灸院:すのさき鍼灸整骨院

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