NEW寝違えがきっかけの急性腰痛
症状

寝違えを発症した翌日から腰痛が出現し、徐々に症状が悪化している。左の腰部を中心にズーンとした重たい痛みがあり、静止時は重だるく、動作時に強い痛みを伴う状態である。屈曲、側屈、回旋などの動作に著しい制限があり、肉体労働である仕事にも支障をきたし早退を余儀なくされている。また、左側の肩こりと首の痛みも併発している。
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来院者
男性
30 代
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期間
2025年7月 ~ 2025年7月
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頻度
1回通院
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通院回数
1回
施術と経過
初診時の所見では、左の腰部脊柱起立筋と腰椎下部に顕著な緊張が確認された。膝裏と臀部のツボに鍼を施術したところ、症状が9割程度改善。さらにハムストリングスの緊張を緩和する施術を行ったことで、痛みが消失し、動作時の痛みも認められなくなった。
使用したツボ
まとめ
寝違えを契機に発症した急性腰痛の症例である。姿勢の代償から腰部に過度な負担がかかり、症状が出現したと考えられる。膝裏と臀部のツボへの鍼施術、そしてハムストリングスへのアプローチが著効を示した。初回の施術で症状が消失したことから、早期発見・早期施術の重要性が示唆される症例となった。
担当スタッフ
洲崎 和広