NEW育児による中腰でのズキズキする腰痛
症状

1週間前から腰痛を感じるようになった。赤ちゃんが生まれたばかりで育児負担が腰痛の主な原因と考えられる。特に赤ちゃんを抱く動作が多く、抱いている間に強い痛みが発生する。痛みは腰部全体に広がるような感覚で、場所の特定が難しいほどぼんやりとしているが、ズキズキと刺さるような感覚がある。動作時に痛みを感じ、特に中腰になると強く痛む。日常生活では靴下を履く、下の物を拾うなど屈む動作が困難であり、最も中腰の姿勢が影響を受けている。これまで医療機関での診断や治療は受けておらず、腰痛に伴う他の体調的な違和感はない。
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来院者
男性
30 代
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期間
2025年6月 ~ 2025年6月
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頻度
1回通院
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通院回数
1回
施術と経過
初診時の触診では、中腰になると痛みが発生し、胸腰椎移行部に強い緊張が確認された。施術では腰部の緊張に関連する膝裏と脛のツボに鍼をした。その後、腰椎下部に痛みを訴えたため、臀部のツボに鍼を追加したところ、痛みが解消された。初回施術後には動作制限がなくなり、症例者は喜ばれていた。
使用したツボ
まとめ
腰痛は育児による負担が主な原因であり、特に中腰の姿勢が痛みを誘発していた。施術では腰部の緊張に関連する膝裏・脛のツボに鍼を行い、さらに臀部のツボに追加することで痛みが解消された。初回施術後には動作制限がなくなり、症例者の生活の質が向上した。本症例では、腰部の緊張を緩和するためのツボへのアプローチが有効であった。今後も育児による負担が続く可能性があるため、定期的なケアや姿勢改善の指導が重要である。
担当スタッフ
洲崎 和広