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症例を投稿した鍼灸院:鍼灸院ひなた 清澄白河

NEW動作時や目を動かすと生じるめまいの改善例

NEW動作時や目を動かすと生じるめまいの改善例

症状

鍼灸の症例「動作時や目を動かすと生じるめまいの改善例」(清澄白河)

1日前のお昼から急にめまいが始まった。北海道から東京への出張中で環境の変化が大きく、以前もストレスを感じた際にめまいを経験したことがあるとのこと。症状は「ぐるっとする感じ」で回転性ではなく、座っている状態から立ち上がる際や動き始めに強く感じる。目を動かすと座っていてもめまいが生じるため、PC業務や外出時に支障をきたし、仕事が困難な状況であった。これまで医療機関で検査を受けた際には異常が見られなかったが、今回の症状に対しては特に診断や治療を受けていない。吐き気や頭痛などの関連症状はない。

  • 来院者

    男性

    30 代

  • 期間

    2025年6月 ~ 2025年6月

  • 頻度

    週1回程度

  • 通院回数

    2回

施術と経過

初診時の動作確認では、立ち上がり動作や目を動かす際にめまいが生じ、ふらつきが確認された。触診では首の緊張が強く、頚椎の反応を確認しながら施術を進めた。首の緊張に対して鍼を行い、動きや緊張の緩和は見られたものの、めまいの改善には至らなかった。その後、頚椎への施術を行ったところ、めまいが改善された。症例者は施術後、日常生活に支障なく過ごせるようになり、以前の状態に戻ることができた。

使用したツボ

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まとめ

今回の症例では、環境の変化やストレスがめまいの誘因となった可能性が考えられる。首の緊張に対する施術では症状の改善が見られなかったが、頚椎への施術がめまいの改善に効果的であった。頚椎の状態がめまいに影響を与えることが示唆され、今後同様の症状に対しては頚椎の状態を重点的に評価することが有効であると考えられる。症例者は施術後、日常生活に支障なく過ごせるようになり、仕事にも復帰できた。再発防止のためには、ストレス管理や環境変化への適応を促すアプローチが重要である。

症例を投稿した鍼灸院:鍼灸院ひなた 清澄白河

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