NEW目の開けづらさと首の緊張を伴う頭痛
症状

もともと首肩こりはあったが、一週間前から首のこり、頭痛、眼性疲労が強まっている。特に目の周りが痛み、目を開けているのが辛いほどであった。症状は常に続いており、勉強などの日常生活に支障をきたしている。他にふくらはぎの疲れ、生理痛もある。
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来院者
20 代
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期間
2023年5月 ~ 2023年6月
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頻度
週1回程度
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通院回数
5回
施術と経過
初診時、特に右の首の強い緊張と腰の張りが確認された。目の疲れを軽減するために頭と首に鍼をした。座って作業をする時間も長いということで、臀部にも注目して施術をした。初回施術後、目が開けやすくなり、首肩の軽さを感じた。2回目以降の施術では、後頭部の辛さや生理痛によるお腹の痛みが出現した。引き続き首の緊張に対して同様に施術、お腹の状態をみて足のツボにも鍼をした。施術を重ねるごとに目の辛さは改善し、首の症状もほとんど良くなった。最終的に5回の施術で大幅な改善が見られた。
使用したツボ
まとめ
目の周りの痛みと首のこりを主訴とする症例に対し、頭と首への鍼施術が効果的であった。特に目の疲れに対する施術が功を奏し、目の開けやすさが改善されたことが確認された。施術を重ねることで、首の緊張も緩和され、日常生活への支障が軽減された。今後は、再発防止のためのセルフケア指導を行い、症状の再燃を防ぐことが重要である。