NEW動作時の鋭い腰痛と背部の突っ張り
症状

1週間前、トイレでズボンをはこうとした際に左の腰臀部にズキンとした鋭い痛みが走った。特に動作時に痛みが強く、静止時には背部まで突っ張る感覚がある。屈む動きや反る動きが制限され、靴下を履く、下の物を取る動作が困難である。最も痛みが強いのは起き上がりの動作時である。医療機関での診断や治療は受けていないが、背部の突っ張り感が続いており、痛みが背部まで波及しているため、これ以上の悪化を恐れていた。
-
来院者
女性
40 代
-
期間
2025年5月 ~ 2025年5月
-
頻度
1回通院
-
通院回数
1回
施術と経過
初診時の触診では左腰部の緊張が強く、反る動きが最も制限されていた。施術では、動きと関連した臀部のツボに鍼をし、腰部の緊張に関連した膝裏のツボにも鍼をした。来院時にはうつ伏せになることが不可能であったが、施術後は可能となり、スムーズに起き上がりができるようになった。仕上げに肩甲骨のツボに鍼をした結果、起き上がり動作が可能になり、腰部を動かしたときの痛みが消失した。
使用したツボ
まとめ
今回の施術では、動作に関連する臀部と膝裏のツボへの鍼が効果的であった。これにより、動作時の鋭い痛みが消失し、起き上がり動作が可能となった。背部の突っ張り感も軽減され、日常生活での動作制限が大幅に改善された。今後は、再発防止のための定期的なメンテナンスと、腰部の柔軟性を高めるための運動指導を行う予定である。
担当スタッフ
洲崎 和広