NEW腰回りの冷えを伴う妊娠31週の逆子
症状
妊娠中期から逆子の状態が確認され、自然に頭位になることを待っていたが妊娠31週になっても頭位にならないため当院を受診された。。
胎児の頭位は主に右側にあり、時折左側に移動することもあった。
また、腰回りの冷えと腰痛を伴っており、触診ではお腹周り、腰部、臀部に著明な硬さが認められた。
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来院者
女性
30 代
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期間
2025年1月 ~ 2025年1月
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頻度
1回通院
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通院回数
1回
施術と経過
お腹周りの緊張緩和と胎児の体位改善を目的として、手や脚、臀部ツボに鍼をした。
施術直後から腰の軽さが感じられた。
数日後の健診では胎児が正常な頭位に戻っていることが確認された。
使用したツボ
まとめ
本症例では、お腹周りの緊張と腰部の冷えを伴う逆子に対して、全身の気血の巡りを整えるアプローチを行った。
特に骨盤周囲の緊張緩和と血流改善に着目した施術が、胎児の体位改善に効果的であった。
また、腰痛の軽減も得られたことから、母体の身体的負担の軽減にも寄与したと考えられる。
逆子の症例において、母体の状態改善と胎児の体位修正を同時にアプローチすることの重要性が示唆された。
担当スタッフ
森部光葉