2か月の固定後正座が出来なくなった
症状
2か月前、足関節を骨折したことで昨日まで患部全体を固定して過ごしていた。
昨日、整形外科の定期検診で固定装具を外す許可を得た。歩行の動きは問題ないが足関節・膝関節の緊張が強くしゃがむ動きや正座を取ることができない。
保育士であることもあり、大きく支障が出ていることから連絡をいただいた。
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来院者
女性
50 代
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期間
2024年6月 ~ 2024年6月
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頻度
1回通院
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通院回数
1回
施術と経過
みていくと後面、ハムストリングス・ふくらはぎの緊張が強く膝関節の屈曲制限もみられたことから併せて考えた。
関連する後頭部・腰部・仙骨にあるツボに鍼をした。すると患側の膝関節の屈曲制限のみに変化した。そこで関連する臀部のツボを使うと解消された。
確認するとしゃがむ・正坐の動きができるようになったことから施術を終えた。
使用したツボ
まとめ
固定後、拘縮による問題は付きものであります。足関節の骨折から始まったものですが、動かせない状況が他関節に波及し、日常生活に支障をきたすものまでなっていました。
全体の筋緊張を取り除くと課題が明確になることでスムーズに進めることができました。
担当スタッフ
洲崎 和広