有痛性外脛骨障害と思われる痛み
症状
小学校6年生、バレーボール部に所属している。
年齢的なこともあり最近の練習量・負荷が大きく次第に左右の内果周辺に痛みを感じるようになった。特に活動時の痛みが強く、ジャンプ動作を繰り返していると出現しやすい。
試合の次の日などは家の階段でも跛行する様子が見受けられることから家族の方から連絡をいただいた。
来院時は左内果の痛みが強く出ていた。
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来院者
女性
10 代
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期間
2024年6月 ~ 2024年6月
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頻度
1回通院
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通院回数
1回
施術と経過
舟状骨には骨隆起があり圧痛もみられ、背屈制限もあった。何より患側の荷重痛が顕著であった。
そこで、関連する肩甲骨のツボに鍼をした。また、足関節の動きと関連する臀部のツボに鍼をした。確認すると圧痛・荷重痛は半減した。
仕上げに股関節を調整すると痛みが消失したことから施術を終えた。
使用したツボ
まとめ
有痛性外脛骨障害と思われる痛みであります。
足関節の内側ー膝の内側ー仙腸関節に沿って緊張が強く現れていたことから荷重バランスに注目しました。肩甲骨は姿勢など重心を司るところでもあり、本件のような場合はポイントとなります。
担当スタッフ
洲崎 和広