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症例を投稿した鍼灸院:三茶はりきゅう院

悪化してきたアゴの痛みと開きづらさ

悪化してきたアゴの痛みと開きづらさ

症状

半年前から口が開きづらくなり、徐々に悪化。それでも今までは痛みが無かったため放置していたが、最近開口時に痛みを伴うようになり歯科医を受診。食いしばりが原因との事でマウスピースを使用し始めたが痛みや開きづらさに変化が無いため、当院受診。

現在2横指弱しか開口しない。開けた時に右顎関節部に痛みあり。顎周りの筋肉の緊張が強い。首肩こりは感じないとの事。

  • 来院者

    女性

    20 代

  • 期間

    2024年3月 ~ 2024年5月

  • 通院回数

    4回

施術と経過

1診目
顎関節の動きに関連する胸椎と肩甲骨内側に特徴的な緊張があった。ただし症状の自覚は右側が強いが、緊張は左側が強かった。その張力を改善させるために手周辺、仙腸関節周辺のツボを用いた結果、開口幅が2横指強となり痛みも少し減少。
2〜3診目
前回終了後の状態を維持出来ている。前回同様の施術。肩甲骨内側のツボも追加。3横指開口するようになったが、痛みはまだ残る。
4診目
前回後も3横指開口が維持出来ていて、さらに痛みも消失したとの事。開口時にパコパコ言うとの事で同様の施術。音も消失したため一旦施術終了となりました。

使用したツボ

ツボのアイコンからツボの詳細が見られます

まとめ

典型的な顎関節症でした。ただ半年以上経っているので変化にも時間がかかるかなと思いましたが、思いの外スムーズに解消されたケースでした。
症状は右でしたが所見は左が強く左側への加療にて改善したと言う事は、やはり顎は左右の協調性と張力バランスの影響を受けやすい関節だと考えられます。

担当スタッフ

山崎 智史

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