腹が張って苦しい
症状
腹部の張り感。
もともと昔からお腹が張りやすい。
お腹が張って苦しい、軟便気味なので内科を受診。
検査を行うも異常はなし。
過敏性腸症候群と診断された。
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来院者
男性
30 代
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期間
2021年11月 ~ 2022年7月
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頻度
週1回程度
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通院回数
11回~15回
施術と経過
症状のスケールをお聞きすると初回は10段階中7くらいとのこと。
季肋部および下腹部に圧痛および筋緊張があった。
それらを緩解させていくことで症状の改善を図った。
初回が終わり、まだ実感はない。7→7。
2回目では気になる時が減ってきた気がした。7→6.
3回目順調に回復している。こってりしたものを食べることができた。6→5。
4回目食べ過ぎてしまう時もあったが5→4。気にならない日も出てきた。
5回目お腹の張りは気になる日もあるが自分の中では調子がいいと言う実感がある。4→2.5。
6回目割と日常を取り戻している感じがある。以前よりも明らかにいい。2.5→1.75。
7回目お腹の調子は良い。張らない。便の形もいい。1.75→1くらい。
8回目~11回目。もうお腹の調子で困らないのでメンテナンスを行った。
現在は身体がお疲れの際にいらしているがお腹の不調は訴えられていない。
使用したツボ
まとめ
お腹の不調はお腹の硬さに現れる。
その硬さを取ることでお腹の張り感も緩解していく。
患者さん自身が数値で表してくれたので鍼が過敏性腸症候群の自覚の部分での変化をもたらしてくれるのが非常にわかりやすく進めることができた症例であったと言える。
担当スタッフ
杉山英照