屈む動きが怖い
症状
介護員として施設に勤務しており、3日前の入浴介助の時に腰を痛めた。不意な動きをした入居者を支えようと手を伸ばした時に腰部にズキンッと鋭い痛みを感じた。その後早退をして自宅で安静にしていたが段々と悪化し、その晩・翌日にかけてピークを迎えた。家中を張って移動する程重度なものであったが自宅にあった痛み止めの薬を飲むと落ち着いてきた。ただ、移動する歩く動きが緩徐になり付き添いの方がいないと歩けない。また立ち上がる・屈む動きが大きく制限されいることから大きく生活に大きく支障をきたしていた。
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来院者
女性
50 代
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期間
2023年6月 ~ 2023年6月
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頻度
1回通院
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通院回数
1回
施術と経過
腰椎下部・仙腸関節の緊張に注目した。まずはこの部と連動する背中のツボに鍼をした。すると立ち上がり動作が可能になった。屈む動きの時に仙骨部の痛みを訴えたため頸部のツボを使うことで対応した。この時点で8割程改善されたがここまで座位で行ったためか臀部に違和感を訴えたが関連する肩甲骨のツボを使うと対応できた。
来院時に付き添いの方と来られていたが自力で歩くことが可能になり本人も『これで明日から仕事へ行けそう』と喜んでいたため施術を終了とした。
使用したツボ
まとめ
主に上半身の緊張を強く受けていた腰痛であいました。腰部・仙腸関節は身体の動きの要となるとなるためどの部から影響を受けているのか見極めが重要となります。本件は頸部・背部の緊張を取り除くことで大きく改善されました。
担当スタッフ
洲崎 和広