激痛に襲われるのが怖く緩慢な動きになる
症状
10日前、歯磨きをしているときにズキッとした鋭い痛みを腰部に覚えてから違和感が続いている。念のため近所の整形外科を受診すると『筋肉のこわばりによるもの』と伝えられ、湿布・痛み止めの薬で様子をみていた。1週間ほど経過すると大部分は緩解されてきたが生活の中で急に激痛になることがあり、身体を動かすことに恐怖感が先行してしまう。特に立ち上がり、起き上がり動作時にみられることが多いからどうにかならないのかと連絡をいただいた。
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来院者
男性
50 代
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期間
2022年8月 ~ 2022年8月
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頻度
1回通院
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通院回数
1回
施術と経過
腰部全体を示し、ピンポイントで示すことの出来ない痛み方をしていた。
腰部を中心に動きをみていくと大きな痛みはないが動かすのが怖く緩慢な動きになってしまっていた。触れていくと股関節の緊張が強いことがわかった。そこで、この部と対応する足指のツボに鍼をすると『自然と身体が動きますね』と動かすときに引っかかるような感覚が消失したようだった。
仕上げに下半身の緊張を取り除き終了となった。
使用したツボ
まとめ
問診時に数年前鼠径ヘルニアの診断を受け、今回のように身体が不調に陥ったときは痛むことがあると言うことを把握していた。
そこで鼠径部に緊張を緩めるように施術を行ったところ本人の中にあった“引っかかるような感覚”が消失し、動きやすくなることで痛みが消失した症例であります。
担当スタッフ
洲崎 和広