汽笛のような耳鳴りと突発性難聴
症状
2週間前から耳のつまり感がでてきた。その5日後に耳鼻科を受診し、突発性難聴と診断された。汽笛なような耳鳴りと、水の中で音を聞いているような音のこもり、耳のつまり感がある。電話で音を聞いても聞こえやすさだけでなく左右で音の届き方が違う感覚がある。
数年前にも左耳突発性難聴と診断されて、今回が2回目。
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来院者
女性
50 代
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期間
2021年7月 ~ 2021年8月
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頻度
週2~3回
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通院回数
11回~15回
施術と経過
1診目:頭のツボに鍼をすると一時的に耳鳴りが消失した。
2診目〜5診目:1診目終了後から1日の中で症状が出たり消失したりを繰り返すようになった。1診目の結果から、頭のツボと関係がある箇所がポイントと判断し、関係する手・腰のツボに鍼をした。また肩の張りも強く、耳の症状と関連があると思われたため、合わせて手・足のツボに鍼をした。この間の施術で耳のつまり感が徐々に抜けてきた。
6診目〜7診目:前回までの施術を継続。耳鳴りが止まる時間が長くなってきた。音の聞こえ方はドラム管の中で聞いているような感覚。
8診目:7診目終了後から耳鳴りがなくなった。耳のつまり感もかるくなり、音の聞こえ方はプレハブの中で聞いているような感覚になり、少し開けてきたように感じる。
9診目:音の聞こえ方がプレハブ2部屋分くらいの中で聞いているような感覚に開けてきた。
10診目:音の聞こえ方が一気に開けて、こもり感がなくなった。耳鳴りもない。
11診目:10診目の状態が続いているため、状態を安定させる施術を行って終了とした。