ワクチン接種後の体調不良
症状
3週間前に新型コロナウイルスワクチン接種1回目が終わり数時間後からめまい、動悸、息切れ、不安感、胃痛が強くなり不眠になり食欲も減退した。保健所に相談し数日様子をみたが症状は増悪して食べれない・寝れない状態が続き負のループに陥ってしまった。2週間前には、総合病院へかかり血液検査・レントゲン検査・心エコー・心電図など精密検査を試みるも『異常なし、自律神経失調症ではないか』と抗不安剤などの対処療法を勧められた。処方された通り服用したが変わらず、来院される1週間前には体重減少も目に余るようになり、自律神経の施術を出来るところを検索し来院に至った。
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来院者
女性
30 代
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期間
2021年11月 ~ 2021年11月
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頻度
週2~3回
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通院回数
4回
施術と経過
1回目、手足の冷え・頸部のコリ・腹部の緊張を確認し施術を行った。特に頸部・腹部を指標に施術を行うとめまいがその場で治まり、手足が温かくなった。
2回目、『1日の食事が子供の茶碗1杯ほどだったのに施術した夜から普通通りに食べることが出来た』と喜んでいた。施術後からめまいや立ち眩みはなくなり、不安感や動悸に不定期襲われることが気になるとのこと。
同様の施術方針で行う。
3回目、『日中の症状はない、眠りが浅い時に不安感や動悸がある』とのこと。問診していくと夜中にトイレで起きていることがわかったため、内転筋の緊張や腰部の緊張に目を向けて施術を行った。
4回目、『熟睡出来るようになったためか元通りになったようだ』とのこと。
1か月後違う症状で来院されたときに経過良好の報告を受けた。
使用したツボ
まとめ
コロナワクチンがきっかけの1つであり、異物が入ることで身体が過緊張状態になってしまったことと思われます。違う視点で考えると接種のタイミングでそれまで感じなかった疲れ・生活の中での無理をかけてきた見えないストレスがキャパを超えたと思われます。いづれにしても身体のコリ・身体の状態、症状と照らし合わせすすめていくと緩和されて喜ばれた症例であります。
担当スタッフ
洲崎 和広