突発性難聴後に発症した耳の圧迫感
症状
2019年1月にテレビを見ていて右耳の聞こえづらさに気付き、すぐに耳鼻科を受診した。耳鼻科で突発性難聴と診断され、プレドニン、トリノシン、メチコバラミンを処方された。難聴は改善したが耳鳴りが始まり不眠になった。体調が悪化したため服用をやめた。耳鳴は消えたものの耳が圧迫されている感じ(山に登った時や水の中で耳が詰まった感じ)がずっとしている。
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来院者
男性
60 代
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期間
2020年8月 ~ 2020年8月
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頻度
週2~3回
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通院回数
6回
施術と経過
右の顎関節に顕著な緊張(コリ)があったため、その筋肉の過緊張が耳の血流を妨げているのではと考え、背中と腕にあるツボに鍼をした。施術直後から耳の圧迫感が減少したため2~4診目も同様の施術を行った。5診目にはほとんど症状が出なくなった。様子をみるために1週間空けてみたが、症状はほぼなく、顎関節の顕著なコリの出現もなくなったため、終了とした。
使用したツボ
まとめ
1年半前からという耳の症状の改善率としては厳しい状況だったが、顎関節の顕著なコリを解消することで数回の施術で改善することができた。