強いお尻の痛みと足のしびれ
症状
3年前にも同じ症状が現れMRIの検査にて椎間板ヘルニアと診断された。今回も椎間板ヘルニアの可能性があると告げられた。今回の症状は1ヶ月前からで前回と同じようにお尻の痛みと痺れが出ているとのこと。
椅子に腰掛けるのも辛く立っていた方が楽。ブロック注射とリハビリに通ったが変化がなくネットで検索しご来院いただいた。
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来院者
40 代
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期間
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頻度
週2~3回
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通院回数
7回
施術と経過
動きを見ると腰の前屈はできるが後屈が全くできない。座っていることも辛く痛む右側を浮かせるとなんとか座れる。
お尻の筋肉を触診したところ痛みがある方に強い緊張が見られたためお尻の緊張が原因と考えた。
お尻の筋肉を緩めるため腰のツボと足のツボに鍼をした。すると楽に座れるようになった。
この時点でうつ伏せができそうとのことからうつ伏せの身位で左右差があった太もも、背中のツボに鍼をした。
後屈の動作が少しできるようになった。スネのツボにも鍼をすると痛みは残るも後屈動作が可能になった。
3診目まで同様の施術を行うとお尻の痛みは軽減してきた。痺れがまだ残っているとのことから背骨の脇のツボに鍼をすると痺れが軽減。ここから週一回のペーストし施術を継続。
7診目になると痺れが軽減したため施術を終了。
使用したツボ
まとめ
椎間板ヘルニアと告げられるとそこに目を向けがちだが、筋肉の緊張が強まりしびれと強い痛みを引き起こしているパターンもある。今回の症例もこのパターンでありお尻の緊張を緩ませることを目標に施術したところ症状が緩和していった。