症状

2週間前の寒暖差が激しい時期に体調を崩すと肩こりや背中の張りを感じるようになってしまった。自分では最初の頃小さなこりだったものが大きな張りとなり、背中から首の前側に方に大きな皮が被さっているような感覚となった。さすがここまでとなると日常生活にも支障をきたし、気分も憂鬱になるため連絡をいただいた。
日常生活では、ドライヤーをかけるときが一番辛いとのこと。

施術と経過

ドライヤーをかける動きを考え、動作を分析していくと右肩関節屈曲・側方挙上制限、右頸部の左側屈時の伸展時痛がみられた。そこで、この動きを整えるように施術を行った。
身体の軸を整えるために股関節のツボを使い、頸部の動きを整えるために足のツボを使った。また、残った首の動きに対応するために足のツボも加えた。仕上げに胸椎の捻じれを調整すると肩・首の動きの問題は解消された。

2回目、『施術後から身体が軽くなり、ドライヤーを手に取り髪を乾かすことができています』と報告があった。
残る頸部や肩の動きを調整することで再発防止に努めた。

使用したツボ

ツボのアイコンからツボの詳細が見られます

• 地天 R
• 陰谷 R
• 懸鐘 R
• T4(1.5) R
• T2(1) R

まとめ

ドライヤーをかける動きを考え、細かく動作を分析し課題を見つけました。何が問題なのか、どんなことで困っているのかの共通点を動きの問題として捉え施術を行うことでスムーズに進めることが出来ました。

担当スタッフ

洲崎　和広

症例を投稿した鍼灸院：すのさき鍼灸整骨院