休憩時に床から立ち上がる時に起きたぎっくり腰
症状
昨日、職場で休憩時に床から立ち上がろうとするとビキッと筋肉が引き裂けるかのような腰痛に襲われた。しばらくして立ち上がり仕事をしていたものの背筋を伸ばせないことで前を見ることが難しい。座っていても同様に背中を丸くしないと治まらなかった。一日、安静にしても症状は変わらずとても仕事へ行けるような状況ではなかったので連絡をいただいた。
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来院者
女性
40 代
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期間
2021年4月 ~ 2021年4月
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頻度
1回通院
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通院回数
1回
施術と経過
調理の仕事をしているため、上半身の緊張をみていくと肩甲骨を中心に強いコリがみられた。痛みは仙腸関節を中心に患者さん自身もココとは言えない程広範囲であった。そこで、動きをチェックしていくと仙骨の動きの悪さを把握した。
仙腸関節の動きを取り戻すために小指・背中に鍼をした。また、臀部と肩甲骨の連動から肩甲骨周辺にあるツボに鍼をした。
すると静止姿勢を取れるように立ちあがり動作が少しスムーズになった。
立った時に腰部~仙腸関節にかけて指3本程度の範囲で痛みを訴えていたので圧痛を確認した。その圧痛を取り除くと動作時痛も解消された。
『9割程戻ってきた』と言われていたため施術を終えることにした。
使用したツボ
まとめ
腰部~臀部にかけて広範囲に痛みを感じるケースも多いと思います。その中でキーポイントとなるのは、身体の緊張であります。動きの問題などを踏まえて的確に見極めることが出来れば少ない刺激で大きな効果も期待できます。
担当スタッフ
洲崎 和広