屈むと痛くなる腰
症状
1日8時間程の立ち仕事をしており、最近では腰の違和感が強い。仕事中にトントンと叩きなるような重だるさが1週間程続き、ここ数日は自宅で家事をしているときにも同様の症状が出てくる。5年前に腰椎椎間板ヘルニアの手術を行っており、再発の心配もある。加えて、今までは腰を動かしても痛くなかったが今朝になり屈むのが辛くなったことから連絡をいただいた。
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来院者
女性
30 代
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期間
2020年9月 ~ 2020年9月
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頻度
1回通院
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通院回数
1回
施術と経過
前屈動作を行うと腰から臀部にかけての痛みが強く出ていた。そのため、手のツボに鍼をした。すると広く訴えていた痛みが狭くなり左腰骨から臀部の範囲になった。そこで膝裏と腰部のツボに鍼をした。動作確認すると足まで手が届いた所で右の臀部に違和感を訴えた。そこで背中のツボに鍼をすると前屈動作が痛みなく出来るようになったため終了とし、様子をみていただくことにした。
後日、経過良好と言う報告を受けた。
使用したツボ
まとめ
身体の要である腰は手足を含めあらゆる箇所から影響を受けます、そのためしっかりとした見極めが重要になってきます。本症例が示すように腰の動きは臀部の動きと連なり、手の緊張も受けます。そのようなことと疼痛誘発動作を考えるとツボも絞られスムーズに進めることが出来ました。
担当スタッフ
洲崎 和広