ふくらはぎに力が入らず、アキレス腱が攣りやすい。
症状
2週間前にテニスをやってから身体に不調をきたす、最初は腰が痛くなってきた。黙っていると左の腰がズキズキと痛み何度も姿勢を変えたりして楽な位置を探してしうほどである。同時にふくらはぎに力が入らず足が攣りやすくなり、アキレス腱部が朝晩ピキッと痛む。そこで、近所の整形外科へ行くことにした。そこでは『骨には異常がない、足の攣りは漢方で様子をみてください』と言われ、湿布と筋肉の痙攣に効く漢方が処方された。1週間試したが変わらず、4日前に違う整形外科へ行った。1件目と同様の検査をし、『骨には異常はみられない』と言うことで違う手段として当院へ連絡をいただいた。
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来院者
男性
30 代
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期間
2020年7月 ~ 2020年7月
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頻度
1回通院
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通院回数
1回
施術と経過
ふくらはぎに緊張があり、足の底屈運動に制限がかかっていたためアキレス腱部に負担をかけていることを伝え施術を始めた。
腰部とふくらはぎの連動を解くために母指にあるツボに鍼をした。続いて、ふくらはぎの緊張をとくために仙骨のツボ・腰部のツボに鍼をした。そして、足首の動きをみると底屈制限なく動かすことが可能となった。
『足に力が入りやすくなり、腰もポカポカと暖かい』と変化も確認できた。後日、経過良好である連絡を受け様子をみていただくことにした。
使用したツボ
まとめ
テニスなどラケットスポーツは握る動作により母指に緊張を作りやすい、母指の緊張は肩甲骨、腰の動きを妨げふくらはぎまで波及していました。そこでこの連動を解くためにツボを選び施術するとふくらはぎが活性化されたものと思われます。
担当スタッフ
洲崎 和広