臀部から脚の痛みが安静時も続く
症状
2ヶ月前、長時間座っている姿勢で腰が痛くて整形外科へ。処方された薬(リリカ)が効かず、病院でMRI検査の結果「腰椎椎間板ヘルニア」と告げられた。左のお尻から太もも後ろにかけて「チリチリ」と痛く、じっとして居られない。現在は痛み止め(ロキソニン)を1日3回、食後に服用中。薬を飲み続けることにも抵抗があり、友人の紹介で来院された。
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来院者
女性
40 代
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期間
2019年9月 ~ 2019年10月
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頻度
週1回程度
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通院回数
5回
施術と経過
動作を確認すると、前屈の可動域に制限があることが分かった。大腿後面のツボを使ったところ、前屈の可動域に変化が見られた。くつ下を履く動作で痛むことから、足の甲にあるツボを使うと、直後に痛みが半減されて、くつ下が履けるようになった。
2回目、股関節内旋時に痛みと制限が見られたため、足のツボを追加すると臀部の軽さが出て可動域が広がった。
3回目、以前は朝起きてから1時間程は痛みが強くて、できなかった洗顔ができるようになる。
4回目、押すと臀部にひびくポイントが見つかり、背中のツボを追加する。
5回目、痛み止めの薬を1日1回に減った。臀部と大腿後面の痛みは気にならない程度になる。
その後、「随分痛みが減って遠出も怖くなった」と報告を受け、終了とした。
使用したツボ
まとめ
腰と股関節の動きに制限が見られたため、可動域を広げる目的で施術を行った。回数を重ねるごとに身体が本来の動きを取りもどして、痛みも軽減されていった。