重たいものを持った時に肘と首を同時に痛めた
症状
4日前に職場で下に置いてあった20kg程度の段ボールを持ち上げたときに力んだせいかと首と肘にピリッとした痛みを感じた。その後は両方とも違和感だったため経過をみていたが1日、2日と時間が経つにつれて動かしづらくなってきており自分では対応できないことから連絡をいただいた。
みると肘関節の屈曲・頸部の回旋可動域が制限されていた。
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来院者
男性
40 代
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期間
2020年2月 ~ 2020年2月
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頻度
1回通院
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通院回数
1回
施術と経過
症状から背中の緊張に注目し施術をした。肘の屈曲時に痛みを感じている部分と関連ある背中の部に鍼をすると運動制限は8割ほど取れた。また、頸部の回旋の動きと関わる背中の緊張に注目し鍼をした、すると肘の運動制限がなくなり、頸の左回旋時の右頸部の張り感のみ残った。そこで小指のツボを使い、動きを整えると頸部も全可動域可能になったため施術を終えた。
使用したツボ
まとめ
頸部・肘の問題が同時に起こったことから背中の緊張に注目出来たのが本症例のポイントであります。今回の施術は座位で行う事が出来たので1本1本の鍼の効果を確かめ必要最低限の刺激で行うことが出来ました。
担当スタッフ
洲崎 和広