噛むと顎が痛む
症状
格闘技をやられている方。
練習後肉まんを食べたところ右の顎に痛みが生じた。
それから右奥歯で噛むと顎に痛みが生じる。
当院の事は以前から知っており今回顎に痛みが生じたのでご来院された。
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来院者
男性
20 代
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期間
2019年2月 ~ 2019年3月
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頻度
週1回程度
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通院回数
2回
施術と経過
初回
顎の痛む範囲は右側の頰。
耳の後ろに圧痛。
頭痛まではない。
他、肩甲骨のヘリに圧痛が見られた。
そこに関連する仙骨のツボ、手のツボに鍼をした。
顎の痛みに関しては若干残るものの来た時よりは幾分か手応えを感じられた。
2回目
初回施術後かなりの改善がみられた
強いて言えば強めに奥歯を噛むと痛みがでる。
耳の後ろと仙骨の圧痛はない。
頰にこわばりを感じる。
また力を入れると首の筋肉も緊張が出るため筋力の差を確認していくと右首の方が力が入らなかった。
それぞれ頰と首の筋肉に対応する手のツボに鍼を行った。
その後右の奥歯で強めに噛んでも痛みを感じなくなった。
翌週、気になるようであれば予約を入れるように指導。
連絡を頂き、全く気にならなくなったとの事。
無事顎関節の痛みから卒業された。
使用したツボ
まとめ
力を入れたり、比較的衝撃がかかるような競技をされている。
その点でも顎には負担がかかりやすい。
顎に直接関係する部分はもちろん骨盤との連動、見た目顎からやや離れた首の筋肉など広くみていくことが顎関節の症状には必要と言える症例であった。