階段から落ちた衝撃による腰痛
症状
4日前にベランダから布団を取り込んだ際に階段から落ち背中を打ち付けた。その後から腰に痛みが走り、痛みで寝る体勢(特に仰向け)が取れず眠れなくなった。
翌日整形外科に行き検査をするも異常はみられない。痛み止めを処方され、飲みながら3週間我慢するよう言われる。しかし、痛み止めを服用するが痛みは引かず、夜も眠れないまま。少しでも早くどうにかしたいと考え、通院歴のある当院に相談に来られた。
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来院者
女性
60 代
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期間
2018年12月
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頻度
週2~3回
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通院回数
2回
施術と経過
転倒時の状況を伺うと踵を打ち付けながら階段を落ちたとのこと。腰と踵に関係する背中のツボに鍼をすると腰の痛みが半減、仰向けになれるようになった。もう1本背中に鍼をすると痛みがさらに軽減した。
2診目、前回の施術後から仰向けの姿勢が取れるようになり夜眠れるようになった。日中も腰の痛みは気にならず、下半身の重だるさを感じる程度。臀部のツボに鍼をすると足が軽くなったため終了した。
使用したツボ
まとめ
階段から落ちた状況を把握できたことが早期改善に繋がった。踵で受けた過剰な刺激は腰部に伝わる。そこに関係する背中の緊張を解くことで、3週間はかかると言われた症状がすぐさま改善した。