NEW立ち仕事による腰椎下部の動作時痛
症状
30代女性が2日前から腰痛を訴えて来院した。喫茶店で働いており、立ち仕事が多い環境である。症状は腰椎下部を中心とした動作時痛で、来院時まで悪化傾向にあった。特に屈む動作、下の物を取る動作、靴下を履く動作、寝返りの際に強い痛みが出現していた。日常生活において、これらの基本的な動作に支障をきたしている状態であった。医療機関での診察や治療は受けておらず、腰痛以外の体調不良や関連症状は認められなかった。
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来院者
女性
30 代
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期間
2026年1月 ~ 2026年1月
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頻度
1回通院
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通院回数
1回
施術と経過
初診時の動作確認では、腰部の屈曲動作で痛みが再現され、腰部の右回旋制限が確認された。まず屈む動きに関連した臀部のツボに鍼をした。次に仙腸関節の捻じれを取ることを目的に足のツボに鍼をした所、症状は8割程度改善された。最後に膝の裏にあるツボを使うと、動作時の痛みが完全に消失した。施術後、症例者は動作時痛が消失したことを喜んでいた。初回の施術で症状が改善し、その後の経過報告はなかった。
使用したツボ
まとめ
喫茶店での立ち仕事により腰椎下部に負担がかかり、動作時痛が出現していた症例である。初診時には屈曲動作での痛みと右回旋制限が認められた。臀部のツボへの施術に加え、仙腸関節の捻じれに対するアプローチとして足のツボを使用したことで症状の大部分が改善した。さらに膝裏のツボを用いることで動作時痛が完全に消失し、初回施術で良好な結果が得られた。立ち仕事による腰部への負担に対して、局所だけでなく仙腸関節の調整を含めた全体的なアプローチが有効であった症例である。
担当スタッフ
洲崎 和広







