NEW全身の重だるさと腰痛で仕事に支障をきたす状態
症状

左の腰部に重だるさがあり、伸展時に痛みが出現する状態であった。また、左の肩から肩甲骨周辺に強いコリ感と重だるさを1年前から自覚していた。運転業務中に集中力が低下し、体調不良と吐き気を伴うことがあった。マッサージでは揉み返しが強く出現したため、鍼灸施術を希望して来院となった。
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来院者
男性
40 代
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期間
2025年7月 ~ 2025年7月
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頻度
1回通院
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通院回数
1回
施術と経過
初診時、左肩関節の挙上・外旋制限、頸部の側屈制限が認められた。また、体幹の右側屈時に左腰部痛が確認された。頸部・肩関節、腰部の機能改善を目的として、足部、脛部、臀部のツボに鍼をした。さらに、運転業務による眼精疲労に着目し、頸部周辺の目に関連するツボにも施術を行った。その結果、身体の重だるさと痛みが消失し、全体的な症状の改善が得られた。
使用したツボ
まとめ
職業運転手の全身症状に対して、局所の症状改善だけでなく、目の疲労に関連する頸部へのアプローチを加えることで、効果的な改善が得られた症例である。特に手足のツボへの施術を組み合わせることで、身体の軽さを取り戻すことができた。職業特性を考慮した施術方針の重要性が示唆された。
担当スタッフ
洲崎 和広