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症例を投稿した鍼灸院:當山鍼灸院

NEW目の疲れで誘発される右側頭部頭痛

NEW目の疲れで誘発される右側頭部頭痛

症状

鍼灸の症例「目の疲れで誘発される右側頭部頭痛」(沖縄県那覇市)

右側頭部のズキズキする頭痛。週に2回程度発症し、目が疲れてくると頭痛が出現しやすい。病院受診歴なし。慢性的な肩こり、長時間座位による腰痛も併発している。
既往歴:なし
生活習慣:デスクワーク。運動習慣あり。

  • 来院者

    男性

    40 代

  • 期間

    2025年2月 ~ 2025年4月

  • 頻度

    週1回程度

  • 通院回数

    8回

施術と経過

初診時の触診では、側頸部およびT7付近に強い筋緊張が確認された。頭痛の誘引として目の疲労が強く関連していたこと、加えて肩背部に緊張がみられたため、これらの緊張緩和を目的に鍼治療を行った。

2回目 
「頭痛は2回出たが、強さは軽減」
3回目 
「頭痛なし、腰痛も出ていないが、目の疲れあり」
4回目 
「昼寝後に1回頭痛」
5〜6回目
「頭痛・肩こり・目の疲れ・腰痛すべて消失」
7回目 
「昨日、久しぶりに昼寝後に頭痛があったが、短時間で軽快」
8回目 
「今のところ症状は出ていない」

使用したツボ

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ツボ名称下に表示されるスコアメーターについて

まとめ

昼寝後に軽度の頭痛が出現することはあるが、約1ヶ月間、眼精疲労に伴う頭痛・目の疲れ・肩こり・腰痛はいずれもみられていない。

本症例では、目の疲労を誘因として右側頭部にズキズキとした痛みが週2回出現しており、典型的な眼精疲労に伴う頭痛と考えられた。また、同時に慢性的な肩こりや座位による腰痛も抱えていたことから、上半身の筋緊張が持続している状態が推察された。

継続治療の中で徐々に筋緊張が緩和され、症状の軽減につながったと考える。現在は頭痛・目の疲れ・肩こり・腰痛ともに安定しており、今後は治療間隔をあけて経過を見ていく予定である。

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