野球のスイングのしすぎで起きた腰やお尻の痛み
症状
2〜3日前に野球の練習でのスイングが続き腰の痛みを訴えていました。過去にも野球の練習が立て込むと何度か腰の痛みを訴えています。今年の春には整形外科に受診をし「分離症」の診断をもらったが骨折線が少し見えるのみで経過観察となった。今回おしりに近い腰の部分に痛みを訴えていて今までとは違うところの痛みから整形外科ではなく当院に来院されました。
腰を反る動きで痛みが強く出ていて天井を向けないほどでした。また腰のあたりを押した痛みも訴えていました。
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来院者
男性
10 代
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期間
2024年12月 ~ 2024年12月
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頻度
週1回程度
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通院回数
1回
施術と経過
みていくと、腰の伸展制限が顕著にみられました。両腰に圧痛現れていました。
そこで、関連する手、肩のツボに鍼をした。すると、腰の圧痛は消失しました。伸展動作との関連性から手、腰のツボに鍼をしたところ、腰部の伸展動作での痛みが消失したため初回の施術を終えました。
3日後に経過をみていくと腰の伸展動作での痛みはないためメンテナンスへと移行しました。
使用したツボ
まとめ
圧痛の位置や動作から仙腸関節炎と思われる症例でした。胸郭の硬さや股関節の回旋動作での制限がつよく今回の痛みに至ったと思います。
胸郭、肩甲骨の緊張を緩和させることで仙腸関節周囲の緊張が緩み、痛みが緩和され、動作の改善に繋がったと考えています。
引き続き野球のパフォーマンスを上げるための動作改善のため来院されています。
担当スタッフ
井上駿