吐き気で食事や外出が不安
症状
X-7年
喉に引っかかるような違和感を感じ、耳鼻咽喉科を受診、軽い蓄膿症と診断された。
その後、投薬治療により喉の引っかかりは落ち着いてはいたが食欲が低下し始めた。
胃痛、胸焼け、ゲップ、吐き気が徐々に出始めた。
特に食事前後、人混みで増強。
外出時に突然症状が出たらどうしようという不安を抱えられていた。
内科で胃カメラ、血液検査、CT検査をしたが異常は無い。
漢方薬を処方され飲んでいたが変化なし。
インターネットで精神的な問題とあったため心療内科を受診。
検査で異常はなし。
機能性ディスペプシアと診断がくだった。
-
来院者
女性
20 代
-
期間
2022年10月 ~ 2023年1月
-
頻度
週1回程度
-
通院回数
7回
施術と経過
上腹部、季肋部、背部に筋緊張が強く出ていた。
その緊張が吐き気や胃痛を引き起こしていると考え、治療方針の軸とした。
1診目の時点ではそこまでの変化を感じられなかった。
強いて言えば頻度が減った気がした。
2診目〜3診目で吐き気や胃痛がする頻度が減ってきた実感があった。
食欲も以前より出てきた。
4診目
吐き気を感じることが格段に減ってきた。
職場であった食事会に行けるようになった。
5~7診目
食欲もあり、吐き気、胃痛も激減。
不自由なく生活ができるようになった。
今では身体の疲れを感じる時にご来院されるが本案件の症状は今は出ていない。
使用したツボ
まとめ
医療機関で異常はないとされた症例。
病名にとらわれることなく起きている現象に対し、ひとつひとつ対応することで解決がみられた症例であったと言える。
担当スタッフ
杉山英照