立っていると「ジリジリと痺れを感じる」臀部から左足の症状
症状
もともと慢性的な腰痛があった。29年9月に庭の草刈をした次の日にお尻から太ももの裏、ふくらはぎとシビレを感じた。整形で診察を受けると軽度の「すべり症」と診断を受けた。
整形でのリハビリはせず、痛み止めを服用している。痛み止めを飲んでいるが効果を感じれない状態が続いた。座っていると5分ぐらいで痛みが強くなる。
朝、洗面所で髪を洗う姿勢がとても大変に感じる。家事にも支障が出始め、なにか方法はないかと困っている時に、ご主人に鍼治療を勧められ、当院のホームページを見て鍼治療は始めてであったが、鍼治療を受けてみようと思い当院に連絡を頂いた。
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来院者
女性
50 代
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期間
2018年1月
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頻度
週1回程度
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通院回数
4回
施術と経過
1診目、どのような動きが辛いのか確認すると前屈した時にお尻と太ももにビリッとした感じがある。前屈に関係する足のツボと腰に鍼をして初回は終了した。
2診目、前回の施術後、いつも感じる痛みやシビレが10→4に軽減していた。髪を洗う姿勢で痛みがかなり軽減した。
3診目、9割ほど改善していたが、階段で転倒してしまい症状が元に戻ってしまっていた。股関節、臀部、太ももの緊張を取る施術をした。
4診目、転倒して症状が戻ってしまったが前回の施術後、痛みシビレは落ち着いた。腰とシビレの状態は日常ではほとんど感じないレベルまで回復したので一旦施術を終了した。
使用したツボ
まとめ
痛みとシビレが出てから時間が経過していたが4回の施術で生活に支障がないレベルまで回復した。
病院で「すべり症」と診断を受けても、腰だけに注目するのではなく、身体全体を観察して施術が必要である。
転倒し、症状が一時的に戻ってしまったが転んだ事で筋肉が一時的に緊張したと考えた。患者さんは心配していたが、安心できるよう説明し施術を続けさせてもらった。
担当スタッフ
若林 耕