肩凝りを伴う頭痛
症状
もともと頭痛もちであり、ここ数年は大きなトラブルが無く過ごしていた。先月久しぶりの前駆症状である閃輝暗点があり目の前が暗くなり強烈な痛みを頭全体に感じ、3・4時間頭痛と手足の痺れに悩まされた。その後、脳神経外科にかかり精密検査の結果『異常はない』と言うことで痛み止めの薬で経過をみるように言われた。その後、大きな痛みはないものの常に頭が重たくいつ同じようになってもおかしくないため連絡をいただいた。
-
来院者
男性
30 代
-
期間
2023年1月 ~ 2023年1月
-
頻度
1回通院
-
通院回数
1回
施術と経過
先月から右の側頭部から前頭部にかけて症状があり、それに伴い首・肩にもこりを感じるようになったとのことで、動きをみると右頸部の回旋時側屈時に伸展時痛がみられた。また、肩関節の動きにも制限がみられたためこれらの改善を考えた。
まずは頭痛とリンクする側頸部・肩上部の緊張を取ることを考え手足・腰部のツボに鍼をした。
すると頸部の側屈時と肩関節外転の動きに制限が残った。
そこで、足首・足のツボ鍼をし、仕上げに背部のツボに鍼をすると本来の動きを取り戻すことが出来た。
この時点で頭痛は消失していた。
1週間後、家族の紹介を受け経過良好の報告を受け様子をみてもらうことにした。
使用したツボ
まとめ
首肩の動きに注目した症例であります。頭痛を訴えるときには欠かすことのできない事柄であり、訴えもあったことから注目しました。
担当スタッフ
洲崎 和広