タイヤ交換で痛めた腰部
症状
2日前、タイヤ交換をしているとき腰部に動けなくなるほどの重たい痛みを感じた。自宅にあった痛み止めの薬を服用して安静に過ごしていると少しずつ動けるようになってきた。生活では起き上がるときや靴下を履く(左足を上げる動き)ときに痛みを感じる。
10代の頃からヘルニアの診断を受け3年前にも腰を痛めまともに立っていられなくなり整形外科に行ったところ『腰椎椎間板ヘルニアと脊柱管狭窄症』の診断され、その後は薬漬けの日々であった。
以前、出張先で同じような症状になりその時に鍼灸施術で良くなったっことから地元で検索し当院に連絡をいただいた。
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来院者
男性
40 代
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期間
2022年11月 ~ 2022年11月
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頻度
1回通院
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通院回数
1回
施術と経過
股関節の屈曲動作時に痛みが再現されたためこの動き改善を考えました。
腰部の緊張から関わる手・臀部のツボに鍼をしました。すると股関節の動作制限が解消されました。次に起き上がりの動きをみていくとやや臀部に違和感が残るとのこと。そこで連動する背部のツボに鍼をすると起き上がる時の痛みもなくなったため終了としました。
使用したツボ
まとめ
腰方形筋部の緊張が動きの制限を作り原因となっていると考えました。
当患者様は、整備士であることから手や臀部に緊張を作りやすかったことからこの部に目を向けたことが本症例のポイントであります。
担当スタッフ
洲崎 和広