朝起きると耳がこもって聞こえづらくなった
症状
来院1日前、朝起きると右耳がトンネルの中にいるような感覚で聞こえづらく、自分の声も反響する。「フワフワ」としたフラつきもあり、耳鼻科で検査してもらうと、低音域が両耳とも落ちており「低音障害型感音難聴」と言われる。
処方された薬(メチコバール・アデホスコーワ)だけで良くなるか不安で、ネットで調べているうちに肩こりも関係あると知った。この際、気になっていた肩こりも解消させ、根本的な改善を目指そうと考えた。
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来院者
女性
40 代
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期間
2020年5月 ~ 2020年6月
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頻度
週2~3回
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通院回数
3回
施術と経過
発症前「鼻づまりが続いており、最初は鼻のかみ過ぎで聞こえづらいと思っていた」ということから、膝のツボを使ったところ鼻が通って耳のこもりが軽減された。触診すると、頚の筋肉に緊張が見つかったため、手と足のツボを使って緩めるよう働きかけた。施術後は声の反響が軽減されていると感想を得た。施術後の夜はぐっすり眠れた。
2回目、右耳のこもりが改善され、逆に左耳がこもる感じがする。耳の聞こえが良くなったように感じる。朝にフラつきが酷いということで、手のツボを追加した。
3回目、フラつきが前回後から解消された。肩こりも解消されて右半身が久しぶりに軽い。耳の調子も良いと言うことで施術を終える。
使用したツボ
まとめ
耳の症状には、頚や肩の凝りが影響していることが多い。患者は以前から肩凝りを感じており、耳への血流を阻害していた凝りが症状を引き起こしていたと考えられる。