モヤモヤして眠れず時計を見ると焦ってしまいさらに眠れない
症状
2019年秋。
気持ちが落ち込み始めた。
病院を受診、うつ病と診断が下った。
その後夜になるとモヤモヤして眠れなくなってきた。
眠れない時に時計を見ると焦ってしまいさらに眠れなくなるような日々を送られていた。
知人のご紹介でご来院された。
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来院者
男性
60 代
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期間
2020年2月 ~ 2020年3月
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頻度
週2~3回
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通院回数
6回
施術と経過
全体の状態を確認していくと頸部〜背中にかけての硬さが見られた。
上半身が熱く、下半身が冷える状態である。
身体の反応とご本人の訴えをベースにツボを選んでいった。
・肩甲間部を中心に緩める。
・東洋医学的に不眠と関連がある部位を緩める
・頸部を緩める
それらの点を考えて施術を行っていった。
初回〜3回目は眠れるような気がするレベルであった。
しかし、その後5回目で寝れていることをご本人でも納得できるくらい睡眠の質が高まっていった。
10回施術は行なったが問題はなくなったので終了となった。
使用したツボ
まとめ
不眠はこの現代社会においては悩まれる方が多い。
しかし、鍼灸と自律神経症状は非常に親和性が高いゆえにこの方のように克服される例は多い。
もし本症例を読まれているあなたが不眠で悩まれている場合一度鍼灸院にご相談されることをお勧めする。