寝違えてからずっと治らない首の痛み
症状
3ヶ月前に寝違えで右首を痛めてしまった。首を動かすとピキっと痛くなり、特に右に倒すことができない。痛めてから2週間経っても治らないので整形外科で診てもらったが痛み止めを処方され様子をみてくださいと言われただけだった。時間の経過、痛み止めを飲んでも良くならなく、生活動作で痛みがあるのでなんとかしたいとインターネットで調べ当院を見つけご予約された。
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来院者
男性
50 代
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期間
2019年2月
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頻度
週1回程度
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通院回数
3回
施術と経過
初診
首の動きを確認すると右に倒す動きが一番痛く、左に倒す動きも右に倒す時と同じところが痛くなる。痛いところと連動している背中のツボを確認すると強い緊張あった。そこに鍼をすると痛みが少し下に移動した。次にふくらはぎのツボに鍼をしたところ、動作による痛みが10→5に変化したのでこの日の治療を終えた。
2診目(1週間後)
前回終了後より可動域が上がり痛みも良くなっている。前回と同様なツボとふくらはぎ、背中のツボを加えたところ左に倒す動きは全然気にならなくなり、右に倒す動きも最初に比べたら10→2ぐらいになった。
3診目(1週間後)
ほとんど気にならない状態だが、右に倒す時に少し気になるとのこと。ふくらはぎとスネのツボに鍼をして動かしてもらうと全然気にならなくなったので首の治療を終了した。
使用したツボ
まとめ
痛み止めを処方されても根本的な改善につながらないことはよくあることである。今回の症例では、首とは一見関係ないような足の緊張が大きく関わっており、そこにアプローチできたことがスムーズに痛みを取ることにつながった。