ウォーターベッドで痛めた腰
症状
1年半前から腰痛で整形外科リハビリ室で電気治療を受け、ウォーターベッドで終わるメニューを行っていた。痛くなった10日前いつものようにこなしていたがウォーターベッドの乗っている最中に重い腰痛を感じ、終了と共に起き上がろうと思うと身体を起こすことが出来なった。そのため、スタッフの手を借りその場は降りれたが家へ帰ると段々と痛みが増してきた。家でコルセットと湿布をして様子をみたが症状に変化がなかったため相談を受けた。最近では脇腹の方まで痛むようになり、寝返り動作や立ち上がり動作、歩行動作にも支障をきたす。身体を捻じると腰と共に肩甲骨にも痛みが走る。
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来院者
女性
70 代
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期間
2019年2月 ~ 2019年2月
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頻度
1回通院
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通院回数
1回
施術と経過
脊柱の可動性確保と骨の連動性を促した。
脇腹の痛む箇所を確認し、対応する脊柱のツボに鍼をした。また、腰痛緩和の目的に脛にあるツボに鍼をした。
動いてみると腰を捻じったときの痛みが少し残っていた。そこで仙腸関節の動きを整えるツボに鍼をすると動作時の痛みが消失した。
施術が終わり待合室まで歩行スピードが増し状態も良好のため終了とした。
使用したツボ
まとめ
もともとあった腰痛にウォーターベッドにて背骨が圧迫されたことが増悪因子となりました。また、自宅でコルセットをしていても治らなかったのは肋骨の動きが遮断され上半身と下半身の調和が取れなくなり、仙腸関節に歪みを起こしていました。本人が訴えていた、寝返り動作や歩行動作は身体の捻じれが必要となるので、骨と骨と連動性を高めることで痛みも消失したものと思われます。
担当スタッフ
洲崎 和広