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症例を投稿した鍼灸院:しらお鍼灸院

常に肩甲骨の間が疼き寝れない肩の痛みとシビレ

常に肩甲骨の間が疼き寝れない肩の痛みとシビレ

症状

20年ぶりにパンをこねたその夜から肩甲骨の間が常にズキズキ疼き寝れなくなった。腕の方までシビレが出て、字を書くのもつらい。居ても立っても居られない状態で定期的に通っている鍼灸院が予約が取れず、インターネットで当院を見つけ、連絡を頂いた。

  • 来院者

    女性

    60 代

  • 期間

    2018年2月

  • 頻度

    ほぼ毎日

  • 通院回数

    2回

施術と経過

1診目 肩の動きを確認すると動きはさほど悪くない、首の動きを確認すると前、後ろ、右に倒す等で痛みがでる。首の前側の筋肉を確認するとカチカチに張っていて、痛みもかなり強く出ている。本人の話ではいつもそこが張っていて困っているとの事。今回の痛みにもココの影響がかなり関わっているのではないと考えた。まず首の緊張を緩めるの目的に手のツボを使い、首の緊張を確認するとかなり緩んでいる。首の動きを確認すると前後の痛みは軽くなった。肩甲骨の間が全体が痛かったのが少し範囲が狭くなり、痛い場所が特定できるようになった。次に肩甲骨のツボと首のツボを使った。痛い場所が変わりそこに対応するお尻のツボを使った。まだ肩甲骨の痛みはあるが最初よりだいぶ楽になったので施術を終了した。

2診目 翌日 昨日の夕方辺りまでは痛みがあったがそれからだいぶ楽になり、寝る事ができた。途中寝返りの時に痛みで目が覚めたがまたすぐに寝る事ができた。今日は肩甲骨の痛みはまだ少し残っているが気にしなければ気にならない程度にまで落ち着いた。前回と同様の施術を行い、痛みもなくなったので一応様子を見てまた痛かったら連絡してくださいと伝え卒業となった。2日後様子を伺うと日常生活は問題なく送れていると報告してくれた。

使用したツボ

ツボのアイコンからツボの詳細が見られます

まとめ

今回は首の過緊張が寝れないほどの背中の痛み、腕のしびれなど様々な症状を引き起こすのではないかと考えた。しびれや疼くような痛みはヘルニアなど神経に関係すると思うかもしれないが、筋肉の過緊張が原因で出ることもよくある。もちろんすべてではないが
首の過緊張を緩める事により、症状も楽になっていった。また肩甲骨と仙腸関節とは深く連動が関わっている。この連動を整える事により首の安定感が増し、さらに症状が安定した。

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