足全体の痺れ、違和感
症状
今年の3月に帯状疱疹に罹り、腰から下が酷く痛んだ。投薬・塗薬の効果もあり段々と治まってきた。
ただ、足裏の痺れ・違和感がなかなかとれずインターネットで調べてみると「鍼灸が神経痛に良い」と言う記事を目にした。そこで当院へ来られた。
椅子に座ってても足の痺れがあり、歩いたり体重をかけたりするとさらに酷くなる。また足裏は砂利をふんでいるようなジャリジャリするような感じがする。
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来院者
男性
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期間
2018年10月 ~ 2018年11月
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頻度
週2~3回
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通院回数
7回
施術と経過
足先の第1、2趾MP関節・また第1・2中足骨間の背側・底面の圧痛が顕著であった。
また下半身の緊張を探ると臀部、ふくらはぎが硬くなっており冷感もあった。そこで臀部やふくらはぎの血流を良くすることを目的とした。
そして足指と関連あるツボへ鍼をし、局部の緊張を和らげた。
このような方針のもと施術をすすめていきました。
2診目、これまでうつ伏せになったときに足首や足裏にタオルをかけるとあった違和感が消失。
3診目、足全体にあった痺れが親指だけに感じるようになる。
5診目にて痺れが冷感に変化
6診目終了後には冷感もなくなり、7診目にて終了となりました。
使用したツボ
まとめ
「薬ではどうにもならなくて…」とそう思っている人も多いはず。薬・鍼灸互いを批判することなくそれぞれが必要な部分を補う関係性が出来れば人々の手助けになると思いました。患者さんは治るのだろうか?と不安もありましたが施術を行いフィードバックしていくことでアプローチすることも可能になると思います。
担当スタッフ
洲崎 和広