夜中に目を覚ましすぐに寝付けない
症状
4年前に子供を出産。その1年後から育児と仕事を両立しており、不眠に悩んでいる。
毎晩夜中に目を覚まし、すぐに寝付けない。そのまま眠れない日もある。また起床時は体を起こして動き出すまでに1時間ほどかかってしまう。日中も眠気が強い。
頭痛も毎日のようにあり頭痛薬をすぐ飲んでしまう。
薬で抑えるのではなく、根本的に体の調子を良くしたいと考え当院に来院された。
-
来院者
女性
40 代
-
期間
2018年9月
-
頻度
週2~3回
-
通院回数
8回
施術と経過
肩上部に顕著な緊張がみられた。この緊張を解くため太ももに鍼をした。鍼を抜くと「身体の力が抜け肩が軽く感じる」との感想を得た。さらに臀部のツボに鍼をして様子を見た。
2診目、翌日から頭痛の頻度が減り、夜中は目を覚ますが朝がすっきり起きられるとのこと。同様の施術方針で施術を行う。
3診目以降、夜中、目を覚ますがすぐ眠ることができる。日中も身体の調子が良く身体が軽い。
6診目以降は、夜中目を覚ますことがほとんどなくなり、頭痛の頻度はさらに減る。出てもすぐに治まるため薬を服用していない。通院間隔を空けても状態が安定しているため8回の施術で一区切りとした。
使用したツボ
まとめ
睡眠にトラブルを抱える人は、頚や肩に過剰な緊張がみられる。この過度の緊張が筋肉の動きを邪魔し、呼吸を浅くして睡眠の質を悪くしている。睡眠の質を上げることで日常的な体の負担が減り頭痛も改善していった。