動きの悪い肩関節
症状
社会人野球をやっており、キャッチボールような近距離は出来るが2か月前から遠投動作になると肩に刺さるような痛みが走る。
日頃から肩凝り・肩の痛みがあり、鍼施術でどうにかしたいと調べたところ当院にいきついた。
肩関節の可動性で診ると外旋や内旋時に肩の前側に痛みが出る。
患側は健側に比べ完全に手が上がりづらい。
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来院者
男性
20 代
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期間
2017年8月 ~ 2017年8月
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頻度
1回通院
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通院回数
1回
施術と経過
ふくらはぎのツボに鍼をするとスムーズに手をあげることが出来た。ただ、捻じれの動きには大きな変化はなかった。
背中にあるツボと腰部のツボを加えた。すると外旋時の突っ張り感だけが残った。
最後に背中にあるツボに鍼をすると両側とも同じ可動域を示したため施術を終了とした。
使用したツボ
まとめ
肩関節の可動域をみながら施術をすすめた症例。遠投動作は内旋外旋の動きがスムーズに出来ないと行うことはできません。
鍼をして動きを確認しながら行うことで最小限度の鍼数で改善へと導くことが出来ました。スポーツの場面では弱った筋肉をトレーニングする、ストレッチすると言うのが主流と思いますが整動鍼は張力バランスを整えるのが一番の目的であるためパフォーマンスを高める良い手段と思います。
関節の動きが良くなることで「これなら大丈夫ですね!」と嬉しい言葉もいただきました。
担当スタッフ
洲崎 和広