NEW左顎のこわばりと開口障害で食事困難
症状
40代男性が左顎のこわばりと開口障害を主訴に来院した。元々顎を開ける際にカクっとなる症状があったが、一週間前にバスケットボールをした夜から顎が開かなくなった。左顎に常時こわばりがあり、口を開けることが困難な状態であった。この症状により食事がしづらく、日常生活に支障をきたしていた。医療機関での診断や治療は受けていなかった。初診時の触診では、乳様突起の下にあるくぼみの緊張が著明にみられ、側頭筋の緊張も確認された。
-
来院者
男性
40 代
-
期間
2025年8月 ~ 2025年8月
-
頻度
ほぼ毎日
-
通院回数
2回
施術と経過
初回施術では、背中や腰、手のツボに鍼をし、乳様突起部分へのアプローチと側頭筋を緩める施術を行った。初回施術後、開口時にあった痛みは消失し、顎が開けやすくなった。2回目の施術も同様の方針で行い、施術を重ねるごとに顎の痛みが消失し、違和感も軽減していった。2回の施術で大幅な改善がみられ、施術期間中に症状の再燃や新たな症状の出現はなかった。
使用したツボ
症状スコア
まとめ
本症例は、バスケットボール後に発症した左顎の開口障害に対して、背中や腰、手のツボへの鍼施術と、乳様突起部分および側頭筋への直接的なアプローチを組み合わせた治療が効果的であった。初回施術で開口時の痛みが消失し、2回の施術で顎の痛みと違和感が大幅に軽減した。元々あった顎のカクっとなる症状に、運動による負荷が加わったことで急性の開口障害が生じたと考えられる。早期の施術介入により、短期間で症状の改善が得られた症例である。









